意味：いつであるかを問わず（= at any time）
形式： 疑問文、条件文、最上級、否定文などで使用
ポイント：
・時間の特定ができない・不確かな状況で使う副詞。
・「これまでで」「これからいつでも」などのニュアンスは文の時制や文脈から生まれる

英文:
(1) Have you ever seen a whale?
(2) Have you ever been to Kyoto?
(3) If you ever come to Tokyo, call me.
(4) If you ever visit Japan, try on a kimono.
(5) That is the longest movie we’ve ever watched.
(6) That was the coldest winter she had ever experienced.
(7) We didn’t ever expect to win the contest.
(8) No one has ever climbed this mountain in winter.

言葉・表現のヒント:
ever /ˈɛvər/ いつであるかを問わず
whale /weɪl/ クジラ
have been to /hæv biːn tuː/ 〜に行ったことがある
try on /traɪ ɒn/ 試着する
kimono /kɪˈmoʊnoʊ/ 着物
experience /ɪkˈspɪəriəns/ 経験する
expect /ɪkˈspɛkt/ 期待する c
limb /klaɪm/ 登る

日本語:
(1) あなたはいつであるかを問わずクジラを見たことがありますか?
(2) あなたはいつであるかを問わず京都に行ったことがありますか?
(3) もしあなたがいつであるかを問わず東京に来ることがあれば、私に電話してください。
(4) もしあなたがいつであるかを問わず日本を訪れることがあれば、着物を試着してください。
(5) それは私たちがいつであるかを問わず見た中で最も長い映画です。
(6) それは彼女がいつであるかを問わず経験した中で最も寒い冬でした。
(7) 私たちはそのコンテストに勝つことをどの時点でも（＝まったく）期待していませんでした。
(8) 誰も冬にこの山にどの時点でも（歴史上一度も）登ったことはありません。

ポイント解説

(1)(2)
• 現在完了形の疑問文 で過去から現在までの不特定の時点での経験を尋ねる
• ever = 生まれてから現在までのいつであるかを問わず
• 「人生のどこかの時点で」
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(3)(4)
• 条件文（if節） で将来の不確かな可能性を表す
• ever = 「将来いつか（もし機会があれば）」
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(5)(6)
• 最上級 と組み合わせて「いつであるかを問わず一番～」を表す
• (5)現在完了形 = 現在まで、(6)過去完了形 = 過去のある時点まで
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(7)(8)
• 否定文 で「どの時点でも〜ない」という強い否定を表す
• (7)過去の否定、(8)現在完了の否定（歴史上一度もない）